【ほぼ週刊くりがわら】でんさいって何?
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みなさまこんにちは!香河です。
学生たちの新学期も始まり、本格的に春という感じになってきましたね。
会計事務所としては、一年でもっとも忙しい時期に突入していくわけですが、
個人的には過ごしやすい季節になっていくのが楽しみでもあります^^
この季節、天気のいい日は働いているのがもったいなく感じてしまいますね(笑)
そんな気分の時の、箸休め的に週刊くりがわらをお楽しみ下さい~。
それでは、今週もよろしくお願いします!
国の中小企業向け支援策などなどのご紹介(仮)
世の中が電子化・IT化に進んでいますが、手形や売掛債権にも電子化の波がやってきたようです。
2月18日に「電子記録債権(でんさい)」のサービスが開始されました。
でんさいは「手形や売掛債権の問題点を克服した新たな金銭債権」と謳われてます。
イメージは、
- 請求書を受け取る
- でんさいを発行(登録)する
- 支払期日に相手の口座に入金される
こんな感じの仕組みです。
このでんさいのインフラとなっているのが、全国銀行協会が設立した「でんさいネット」という機関で、
多くの金融機関がすでに参加しています。(1,300の金融機関が参加する予定)
要するに、今持っている口座で、でんさいが使えるようになってるみたいです。
譲渡可能な点や、支払不能時のペナルティなど手形と同じ仕組みになっているのですが、
電子化によるメリットが、いくつかあげられています。
- ペーパーレスで手続きがラクになる。保管、盗難のリスク、郵送コストも削減
- 印紙税がかからない
- 分割して譲渡や割引が可能
- 自動入金なので、取立手続きが不要
- 資金繰りのために利用できなかった債権も譲渡や割引が可能
最後のですが、今まで売掛金を振り込みで入金してもらっていたのを、
でんさいにしてもらうことで、入金日前に資金繰りに活用ができる!ということみたいです。
どれくらい普及するかは分かりませんが、大手企業から始まり、中小企業に普及していくと予想されていますので、
大手企業さんと取引のある方は、頭の片隅に入れておくといいかもしれませんね^^
「でんさい」の詳細は、株式会社全銀電子債権ネットワークのホームページをご覧ください^^
http://www.densai.net/