5.檀家の協力
栗ちゃん
ははは(笑)
つまり彫るもんじゃないから?
つまり彫るもんじゃないから?
西山さん
そういう時代になってきてるから、
これからはいい職人が
育たなくなっっちゃうよね。
だけど、
お寺やなんか建てるとなると、
何人もの職人がいなきゃできないから。
これからはいい職人が
育たなくなっっちゃうよね。
だけど、
お寺やなんか建てるとなると、
何人もの職人がいなきゃできないから。
栗ちゃん
そうですね。
西山さん
だから今、ある所でやってる
宮内庁の仕事なんかすごい仕事だよ。
やっぱり宮内庁なんかは厳しくてね、
出入りだって
いちいち守衛のとこ通んなきゃいけないし。
大変だって。
だからこの前、見に行ってみたら、
住職が後ろにいたから、
「住職、すばらしい仕事を
私はこんな身近で見せて見せてもらう機会が
ができました。」
って言ったら、住職が、
「いろいろあるけれども、
金あってもできないし、
人の意見聞いたり、
檀家のご機嫌とったらできないし。」
命がけなんだよね。住職もね。
命を懸けてやらしてる仕事なんだよ。
そういうすばらしいものができるっていうね。
三学院で今の住職は
京都の智積院の管長までやった人で、
そういう面では優れた人だけど、
本堂は作ったけれども、
あとの伽藍は整えてなかった。
ただ息子さんは、
親には叶わないけども、
ああやって伽藍を整えてる。
鐘つき堂、水屋、
それから三重塔、閻魔堂もなおし、
あらゆる伽藍を全部整えた。
結局は、それは何かっていうと、
檀家に負担掛かることだよ。
宮内庁の仕事なんかすごい仕事だよ。
やっぱり宮内庁なんかは厳しくてね、
出入りだって
いちいち守衛のとこ通んなきゃいけないし。
大変だって。
だからこの前、見に行ってみたら、
住職が後ろにいたから、
「住職、すばらしい仕事を
私はこんな身近で見せて見せてもらう機会が
ができました。」
って言ったら、住職が、
「いろいろあるけれども、
金あってもできないし、
人の意見聞いたり、
檀家のご機嫌とったらできないし。」
命がけなんだよね。住職もね。
命を懸けてやらしてる仕事なんだよ。
そういうすばらしいものができるっていうね。
三学院で今の住職は
京都の智積院の管長までやった人で、
そういう面では優れた人だけど、
本堂は作ったけれども、
あとの伽藍は整えてなかった。
ただ息子さんは、
親には叶わないけども、
ああやって伽藍を整えてる。
鐘つき堂、水屋、
それから三重塔、閻魔堂もなおし、
あらゆる伽藍を全部整えた。
結局は、それは何かっていうと、
檀家に負担掛かることだよ。
栗ちゃん
そうですよね。
お金掛かりますからね。
お金掛かりますからね。
西山さん
だけどね、
この住職、
今、命がけで阿弥陀お堂を立ててるな。
って感じるんだよ。
この界隈で、
あれだけのお堂を建ててるとこないもんね。
大したもんだよね。
この住職、
今、命がけで阿弥陀お堂を立ててるな。
って感じるんだよ。
この界隈で、
あれだけのお堂を建ててるとこないもんね。
大したもんだよね。
栗ちゃん
ホントすぐ近くですもんね。
歩いて、2分ぐらい。
歩いて、2分ぐらい。
西山さん
ちょっと、手が空いてると
お寺へ見に行っちゃう。
お寺へ見に行っちゃう。
栗ちゃん
ちなみにオレは、
あそこの幼稚園ですから。
あそこの幼稚園ですから。
西山さん
栗ちゃん
40年近く前の園長先生ですよね。
西山さん
栗ちゃん
育てるお寺があって、幼稚園があって
地元の人が協力して育てる。
それはすごくステキな図式ですよね。
地元の人が協力して育てる。
それはすごくステキな図式ですよね。
西山さん
栗ちゃん
なんですかね?
先代の倉持先生の?
先代の倉持先生の?
西山さん
倉持さんのあれで、
五山に命ぜられたわけじゃないんだから。
それだけの格式をもったお寺で、
五山に命ぜられたわけじゃないんだから。
それだけの格式をもったお寺で、
栗ちゃん
そういうとこに納まるって事は
徳なんですか?
その人の持つ徳?
徳なんですか?
その人の持つ徳?
西山さん
栗ちゃん
檀家の方もってことですね。
「6. 手を合わせる行為」へ続きます
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と思ってさ。