税理の仕事をしていた時で、


オレ、この仕事しててよかった！
っていう。

まず、
漠然としたとこから入っていくとさ、
抽象的っていうかさ、


喜んでもらってる時が、

やっぱり、
いいわけじゃない。


税理で、
喜んでもらうっていうとね、


よく税理士事務所を、
例える時に言うけどさ、

「お宅のリンゴは、美味しいね！」

みたいなさ。

「また、買いにきちゃったよ！」

そういうとことは、
ちょっと、違う。

そもそもがね。


それでも、結構、
喜びみたいなのは、
チョロチョロあって、

ホント、資料がグチャグチャで、
ワケわかんない状態になって、

もう一年分あるけど、
どうしたらいいのか、

分かんないんだよね。



人によっては、
もう、夜も眠れないようなさ、

これを、
出してないことによって、

関係省庁に、
怒られちゃうんじゃないか。
とかさ。

あるわけさ。


人によっては、

ホントに、


おまわりさんに捕まる。

とは思わないかもしれないけど、


役場とか、役所とか、税務署から、

ホントに直接、


「何やってんだ！！」


っていう、
お咎めがあるっていうようなことでさ、

考えると、


漠然とした不安って、


怖いじゃない！

怖いね。

不安っていうのは、
漠然がゆえに起こるからね。

うん。

「罰金　1万円」

って言われたんだったら、
まだしも、


100円かもしんないし、

100万円かもしんないとかさ、


すんごい怖いじゃない。


そういう不安を、
多かれ少なかれ抱えて、

みんな、
たいていの人は、来るのよね。
ウチに。


そすと、


そういう人に対してさ、

だいたい初回、

1時間から、3時間ぐらい、
話したりするの。

ここで、お客さんと。


それは、不安のオンパレード。

あーそう。

「こんなのって、こうなんですか？」

「こんなのって、こうなんですかね？」

いっぱい出るよね。
人によっては。

ホントに2時間ぐらい、
ずっとそれを、聞いてる。

それをさっき言ったように、


こんなんじゃ、
どうにもなんない。


どうしようか？



でも、 一つ一つ話してく。

で、こうで、こうで、
こういうふうに、やってけば、

とりあえず、
申告する形にはなるから、


「あっ、そうなんだ。」



「あっそうなんだ。」
って言った時に、

笑ったりするんだよね。

その日、初めて、笑ったりする。

そういう瞬間とか、
やっぱ嬉しいし。


すごい複雑なんだけど、

決算の時に、
「今年、儲かったね。」
とかっていうのは、



基本的には、

嬉しい事だよね。

そうだね。

基本的にって言ったのは、


ウチは税金勘定するので、

やっぱり、利益出ると、
同時に、税金が出るので、


とはいえ、
税金の払いは、

大きいですね。


それはちょっと、
複雑なとこなんだけど、


でも、基本的には、
やっぱり儲かってないと、

ホントは会社は、
やっていけないものなので、


だから、それは嬉しいし、

あとは、去年の決算の時に、
「こんな話をしたよねー。」
とかっていう、

その時、
自分達も一生懸命、
コンサルタント業までないけど、

自分達の経験の中とか、
知っているものの中。


とりあえず、
この上がりのこの金額。

上がりの、
この率だけは、

絶対キープしよう！



あとは、
経費は経理の方に任して、


それを、
地道に守ってくれたりしてさ、

毎月毎月毎月毎月で、
決算の時に、

思ってた通り、
狙った通りの利益が出て、
とかさ、

そういうときにさ、
予想利益の何百万決算って、


一年のすっごい、

イイ顔すんだよね。
社長が。


こっちもさ、
ホントに上がりの金額と、
上がりの率を、
きっちりキープして、

ホントに、
予想通りの利益、出ましたね！
とかって、

当然、触れるじゃん！
その話題に。



それがすごい、
いい瞬間だなーっと思う。

くりおが、
いい瞬間だなーって思う時って、

どんな時？

ふかふかのお布団で、

お昼寝してる時かな。

おいで、おいで。

あやしい・・・。