「わかりやすい」というところに絞ってみようと。

っていうのも、中小企業の多くが抱えている疑問って、

必ずしも新しいことではなくって、

わりとオーソドックスなことの方が多いんですよね、実際．．．

だから、それを「わかりやすく」表現するのは、

意外に価値のあることではないのかと思いまして＾＾

例えば、シェークスピアなんて、古典もいいとこでしょ？

でも、蜷川さんの演出だから観に行く、ってこともあるわけで。

蜷川シェークスピアを観に行って、

「内容なんてとっくに知ってるよ」

なんて文句を言う人はまずいないわけで．．．

話それましたけど、俺がやりたいのは、

「なんか、古典だし有名な話みたいだけど、

俺はその話、知らねえんだよな、

誰か教えてくんない？」

っていうようなのものの税務版の話を、

伝えていくってことなんです。

あとは、どれだけ人を惹き付ける、ウチらしい

「演出」「味付け」

が出来るかがポイントなわけでして＾＾

とまあ、理屈こねてもしゃあないんで、

ウチの若手税理士、

「瓜巣洋輔」（うりすようすけ）

が作った、テスト版を読んでみて下さいな＾＾

出来れば、コメントなど入れていただけると、

いつもよりうれしいかなと思ってます♪

では、どうぞ！！！

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

「事務所兼自宅の経費計上について」

いきなりですけど、最近はやりのＳＯＨＯ（ソーホー）て、

何の略かわかりますか？

ｓｍａｌｌ－ｏｆｆｉｃｅ　ｈｏｍｅ－ｏｆｆｉｃｅ　の略らしいですよ。

自宅でちっちゃな開業．．．的なことはわかってましたが、

こんな略だとは．．．

最近では、都市や郊外に、コピー、ＦＡＸ等のＯＡ機器を共有する、

賃貸型小規模ＳＯＨＯ施設まであるみたいです。

ということで、今回は、自宅兼事務所、事務所兼自宅の、

家賃や水道光熱費、通信費って、

事業の経費になるの？ならないの？

ってお話をしようと思います。

まず、賃貸契約が、会社なのか社長なのか？

ってことがありますが、

どちらとも経費にすることが出来ます！

ただ、契約書とか覚書（おぼえがき）はしっかりと、

というよりは、ちゃっかりと作ってくださいね。

「えぇ！でも俺の会社って、カミサンと俺だけだよ。

それでも作るの？」

って声が聞こえてきそうですけど、

仮に社長がひとりだけっていう会社でも

必ず作っておいてくださいね。

実は、こういうお手盛りになりそうな部分って、

（そもそも会社と社長が同一人物ですもんね）

一番重要だったりします。

税務署は、公私混同にはとってもきびしいですからネ。

お次は金額ですよね。

もちろん全部が経費になることはありません。

特に区分の計算方法があるわけではないんですけど、

金額の算定には「合理的な根拠」ってやつが必要です。

合理的な根拠？

難しいことはありません。

例えば、床面積とか使用時間とか．．．

総床面積が５０㎡で、事業使用部分が１０㎡なら、

１０／５０ですし、

朝の９時から夕方６時までが事務所で、

それ以外が自宅ならば９／２４って感じですね。

どっちともあてはまるならば、それなりにミックスしてとか．．．

ま、あくまで「例」なんで、もっとほかに、

「もっともな」基準があれば、それでいきましょう。

水道光熱費も通信費も考え方は同じです。

とにかく合理的な理由で算定してくださいね。

事業の種類、形態によって事業経費も変わりますんで、

ホント、ケースバイケースですよ。

では、今回はこんな感じで。

感想や疑問をお持ちいただけた方、

コメントもらえるとスゴ～くうれしいです。

あっと、マニアックなあなたには、

これもどうぞ！！！

法律関係の出どころですよん。

①　所得税法　第４５条
②　所得税法　施行令　第９６条
③　所得税法基本通達　第４５条関係

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

はいっ、いかがでしたか？

こんな感じの記事を、週一くらいでアップしようかと、

そんな風に思ってます。

ところで、昨日ははくりラヂオの更新日でした＾＾

笑っちゃうんだけど、偶然にもちょうど、

なんでこんな、

「やさしい税理の話」

を始めたのか？ってとこの話をしてます。

「わりと新鮮なくりラヂオ」からどうぞ♪