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07/09/03
6.外部定規 de 仮面の私
小野さん
うん。
あったあった。


あのねー!
女子はねー。

役割っていうものに・・・



女子は、
社会的生物っていう位置づけで、
成長してきているのねっ!
栗ちゃん
社会的生物???

小野さん
うん。

だから、人と人との関わりあいの中で、
教育がなされているし、


最初に目覚めるのは、
コミュニケーション能力の方なのよね。



あたしは、8歳の娘がいるんだけど、
その幼稚園の頃の、
男の子と女の子っていうのをを見ると、


例えば、
女の子達は、女の子たちの、
社会性、みたいなものだったり、

先生にどう思われるか?とか、

お母さんにどう思われるか?

ということを中心に、
物事を考え始めるわけ。



だけど、男の子達っていうのは、
自分の好きなもの、

車大好き!!
栗ちゃん
はははっ!!
小野さん
電車大好き!!

とか、あと、

もう、ココって決めたら、
そこの周りも見ないで、
そこに集中していく。

っていう能力の方が、
先に発達するのね。



それは、どっちがいい、悪いじゃなくて、
発達の・・・
栗ちゃん
特性だ!
小野さん
特性として、そういうのが、
見受けられるわけよ。


で、そうすると、女子っていう、
社会的な生物っていうのは、


例えば、
狩猟民族だった頃も、
農耕民族だったと頃も、

女性っていうのは、

チームの中で、自分の役割を、
発揮するっていう状態に、
置かれることが、多いから、

だと、思うんだけども、



そういう能力を身につけると、
役割としての、自分。

っていう・・・時期が、
長かったりするわけよ。


だから、娘として、
いい娘として、・・・とか、

妻として、誰だれさんの奥さんは、・・・
とかって語られるとか、
栗ちゃん
あぁー。
小野さん
あと、誰だれちゃんのママは、・・・
っていうふうに言われるとか。
IMG_2126daredaretyannnomamaha.jpg


栗ちゃん
あぁーー。
小野さん
どこどこのお嫁さんは、・・・とか、
栗ちゃん
はぁー。あるねっ!
小野さん
うん。けっして、

個人として、
扱われるのではなくて、

なにかの属性、付属してるもの、
として役割だよね。


●●として、
って語られる時代というのを、

誰しも、経験してきてるよね。



そして、その役割を、
優先させてた方が、

楽だったりもするわけ。
栗ちゃん
ある意味ね!
小野さん
うん。
自分自身の本音を、
戦かうことよりも・・・

IMG_2128jibunnjisinnnohonnnewotatakaukotoyorimo.jpg


でも、それは楽なんだけど、


不幸せなわけ。


誰だれちゃんの、
お母さんだったら、

いいお母さんでいなきゃいけないあまり、



何か、自分が、失敗することを恐れて、

ソツなく、ソツなく、
って思っているうちに、



どんどん縮こまって、いっちゃって、 うつ病になっていっちゃうとか、
もあるし、

あと、人の目が気になってね、
どういう評価を、
されているのかっていう、

要は、外部の定規だよね。

外からの定規に、当てられるってことが、
すごく、気になっちゃって、

もう、ホントに笑顔も、・・・
疲れちゃうとかね。

もう、心から、笑ったことがない。
ような状態に、なってしまったりとか。

それは、自分が意識してれば、
いいんだけれど、

もう、外部定規当てられることに、
慣れてきてしまうと、

本当に自分は、
何が、好きなのか。
とか、

どんなことが、楽しいのか。
とか、

何が、イヤなのか。
とかってことが、


もう、混乱してわからない、

無感覚の状態になっちゃうの。
栗ちゃん
外部定規?
小野さん
そう。外部の定規当てられる。
栗ちゃん
あーー!
ちょっとわかるような気が・・・。
小野さん
そう。

これ、ちょっと、
カットしてもいいんだけど、



例えば、

セックスするのでもさ、
感じるフリを、しなきゃいけない。
とかさ。

男に対して、


男の自信を損なわないように。

とかって、

ホントは、こんなことすんのイヤなんだけど、
ガマンしよう。

とかっていうような、
状態であったりする人も、いるよね!
栗ちゃん
こう、振舞ったほうが、

喜んでいただけるのじゃないかしら?
小野さん
そうそうそう。

だから、自分が、
自分の体を解放させて、

心地いい状態を、味わうってことを、


優先させるんじゃなくて・・・

っていうような、時間が続いてる場合も、
あるわけじゃん。


だから、そういうふうに、
いかに、自分の外部定規を、
優先させて、

自分自身を、


欲望だとか、快楽だとか、

要望だとか、欲求だとかを、


押さえ込んでいる。



これを出すことを、
はしたないとか、

もしくは、
正しいことではない。

大人気ない。


とかっていう、ありきたりな、
もっともらしい理由を、
一生懸命、自分で植えつけて、

どんどんどんどん、
自分の自尊心を、低めていく。

っていう、
方向になりがちなんですよね。


女子は。


これって本当は、
自分自身が、不幸せだったらば、

その仮面である状態ってのは、
すごく、心苦しいわけよ。
苦しいことだから、


Aっていうところが、
Aなんか絶対出しちゃだめよ!

と思って、


一生懸命、一生懸命、
そのA、っていう部分に、フタしてると、



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