その会社の、例えば、

得意先であったり、
下請けであったりすると、

中小企業の規模になるでしょ。


自分たちのことよりも、
関連の会社とかね、
っていうところを、


たくさん、仕事として、
コンサルティングの仕事を、
やってたんですよね。

へぇー。

例えば、
松下電器という、
大きな会社があります。


松下電器の製品を、

実際に、作ったり、
売ったりしているところって、


そこの電気屋さんであったりとか、
町工場であったりする。


そこは、
中小企業じゃないですか。



そういうところを、
もうちょっと、
効率よくしたりとか、

あるいは、
人と接するときは、
どうした方がいいとかは、



自分たち本体では、
なかなか伝えられない。


大きいからね。



だから、
我々みたいな、外部の人間を、

呼んで、
指導してもらうわけだよね。






もともと、自分も、
就職した先は、

神戸の食品会社だったんですよ。

そこの会社は、
大きい会社だったんだけど、


でも、
自分たちの得意先っていうのが、

中小企業だったんだよね。

食品を収める相手。

そうそう。

小売店であったり、
あるいは、飲食店さんね。

そこに、
営業マンとして、
行っていたわけですよね。

そうそう。

タッチしてたのは、
町のレストランとか、

そういうところが、
多かったのね。


だから、
中小企業とは、
ずーっとですから、



ま、逆に言うと、

生まれたときから。

みたいなかんじですよね。

あーそうか、そうか。

神戸のわりと、
中小企業な感じの、
町の生まれでしたよね？

そうそう。

三宮ってところ。

三宮から程近い商店街で、
生まれて、育ってて、


だから、
目の前ってのが、

布団屋さんやら、

下駄屋さんやら、

お菓子屋さんやら、

電気屋さんやら、

ストリップ劇場やらね。(笑)

笑ってますけど。（笑）

そういう中で、
一歩、ちょっと裏行くと、

町工場があったりね。


その中で育ってます。

自分の家も、
仕立て屋の職人でしたからね。

自分の親が。

そうそう。

中小企業の中で育ってきた。
っていう感じするよね。

その辺がね、
ここ2年とか、
毎月とは言わないけど、


でも、いっときは毎月か、
それ以上ぐらいのペースで、
一緒にいろいろと、


それこそ新潟に、
一緒に行ったこともあったし、


その間、新幹線の中で、

ガッチリ、
話したこともあったじゃないですか。

話したね。

中小企業への思いれって、
すごい強いですよね。


途中で、
自分の歩いてきた過程では、

大企業とか、
いろんな選択肢があったんですよね。



そんなことを聞いたことが。


でも、
そんだけ中小企業に、
こだわるっていう。


今、聞いたような、
その辺のヒントちゅうか、

生まれ育った町とかに、
あるんだろうな。

そこがやっぱり強いよね。

やっぱりあの、なんていうかな・・・。

中小の痛みとか、
見てきたりしたわけじゃないですか。