立ち会ったね・・・そう言えば。

おめでとうとかってね（笑）

あの野戦病院みたいな状態になっている所で。

一番キツイところでしょ？

一番キツイところを登りきりましたね。

シルブプレ！みたいなところで。

展望台でしょ？場所は。

展望台、展望台。

夜の１１時半までに
そこの中継ポイントに入ってくれ
っていう縛りだったよな、確か・・・。

で、着いてマッサージ受けたりしてた時に
誕生日を迎えたわけですよ。

あそこはね、かに汁・・・？

そう！かに汁飲みながらだったね（笑）

あ、１２時だってときに
黒ちゃんからメールが来て

「誰よりも早くあなたにハッピーバースデイ」

って書いてあったんだよね。

周りは、あ、負けたか・・・って（笑）

そうしたらみんなが

おぉーーーーとかって祝ってくれたんだね。

ヘトヘトになってる時・・・
一番ヘトヘトになってる時だよね。

一番ヘトヘトになってるけど
頭は妙にハイみたいな感じだったね。

北海道の川上郡弟子屈町川湯温泉でね。
人口2000人の町ですよ。

良かったね、でもね。

良かった！！

くりちゃんは１００キロ行ってどうだった？

それはね、
蟹がおいしかった！っていう所から
始まるわけじゃない？（笑）

ま、それは置いといても
まず、すぐふたつポンポンと出てくるのは

ひとつは「サポート部隊」がすごいじゃない？

行ったら極限じゃん！！！こっちもさ～。

一生もう二度とやらないでしょ！
後にも先にも！！みたいな感じでさ。

なんでこんなとこ
歩いちゃったのかなっていうね（笑）

そうそう。

あの人たちって参加費払って
サポートに来てるんでしょ？

飛行機代払って、宿代払って、参加費払って
サポートしに来てるわけでしょ？

それで超盛り上げてくれて・・・。

「あ、来た来た来た！」とか
「マッサージするよ～」とか。

「かに汁食べな～」とかね。

「大丈夫？もうちょいだから！」ってね。

泣いてたでしょ？

でしょ？

あの人たちはね・・・すごいな～と！！！

「感謝・感激・感動」だっけ？

順番忘れちゃったけど・・・。

ただひたすら「感謝だよね～」みたいな。

終わったあとの、一言で
感動も感激ももちろんあるけど

「感謝」だよね！！！って。

人は人に支えられるっていうのを
実感したよね。

体ボロボロで心も相当折れかかったりさ・・・

そうね、「もう歩けないんだ！」って感じ

本当に感謝っていうか
人って助けられるとこんなことできるんだとか
人ってこんなに助けてくだれるんだって
肌で感じたね。

自分がどうにもどうしようもない状態じゃない？

もう足を一歩出すのもキツくって
例えばオレは・・・歩いてる途中に

「車突っ込んでくれないかな」って
正直思って・・・

言ってたね（笑）

で、終わると、ここで。

しかも「しょうがないな～」って

「かわけんは事故で」

そうそう！

「ひかれちゃったからしょうがないんじゃない」
っていうね（笑）

自分からのギブアップじゃなくてね。

だから
「車にひかれないかな」って
本気で思いながら歩いてたけどね（笑）

それくらいキツかったよね。

今だったら笑えるけど（笑）

あの状態だと・・・アリかなって。

このままクマが出てきて
「わーー！ガシャッ！！」ってやられても
「ま、しょうがないか」みたいなね（笑）

歩くよりはね。

あーいう時って
とてつもないことを真顔で考えるよね（笑）

ってか
「出てきてくれクマ！」みたいなさ（爆笑）

「メールしてなくていいから出て来てくれ！」
みたいな・・・あ、それはクマ違いか（笑）

そう、オレを「ガサッ」とやってくれ！みたいな。

って思ったりもしたね・・・（笑）

で、そこを歩いて休憩地点が
約１０キロごとにあるんだけど・・・。

そこの一番キツイ

「誰か強制的に終わらせてくれ」とか

そういうことを思って思って
思いすぎた後に着いた休憩所で

くりちゃん誕生日ですよ！

そうですね。

登りきってね・・・。

いくつになったんですか？

４２です。

４２？厄年？？？

後厄ですね。

はあーーー～・・・大きくなったね・・・。

え～～～？

それは何て答えたらいいんですか？？？（笑）

クニオも大きくなったね！（笑）

立派なおっさんだよね（苦笑）