そうね。

あの、別に目新しい知識とかないし、
「こんな裏技発見しました！」とか、
別にないので・・・
どっちかっていうと自分は、

スタイルっていうの？
それが、「楽しくやりましょうよ！」
っていう、

あんまり、ガチガチじゃなくて、
っていうのを、出してたので・・・。

税理の話とかはね、
やるっていうのは、


あまり、ピンとこなかったんだよね。



でも、なんでだろうね？


きっかけは、
ちょっとわからないけど、
お客さんとのやり取りをしてる時に、


本当に、目新しいことを言ってなくても、
それは自分なりの表現で、
できるじゃない。
自分で言うのもなんだけど、

くだけた表現、
くだけ過ぎちゃった表現とか、
くだけた例え話とか、
そういうのを、入れて話したりすると、

それが自分が思ってたよりも、
わかりやすいらしいってことが、
わかってきたんだよね。



オレ独立して3年だけど、
ここ1年半くらいですごく、
新しくできた会社の社長さんと、
会う機会が、
本当に増えたじゃない。

ま、そういう所に、
ダイレクトメール出して、
問い合わせしてきてくれたから、

そういうとこの人と、話す機会が、
すごい増えたんだけど。


で、そういう所で話す経験が、
だんだんだんだん、累積されてきて、

なんかこれ思ったよりも、
いいのかもしれないって。

自分で思ってたよりも、
いいのかもしれない。


ってことに気づいたんだよね。

別に、目新しくないからさ！
って思ってたんだけど、

目新しくない内容でも、
その人たちは知らなくて、

知らない人たちには、
「わかりやすく、知りたいんですけど。」
っていう所に対して、

じゃオレなりの、


面白い言い方かもしれないし、
明るい言い方かもしれないし、
ま、ざっくばらんだったり、
ぶっちゃけだったり、

で、やっていくのは、
結構、いいのかもしれないなって。

だから、目新しい内容じゃないから、
新発見とかではないじゃん？

だから、新発見部門とかでは、
全然ダメなんだけど、

シェークスピアの古典だってさ、
蜷川さんの解釈で舞台やったら、


こういうことになりますけど、


新しい！みたいなさ。

わかりやすいとか、
わかりにくいとか。


そういう視点でいったら、

オレの解釈、オレの演出が、

税理の世界で言ったら、
古典の話でも、

あっ、これはアリかもなって、
思ったんだよね！

面白い演出！

その人のフィルターを、
通してることが、
大事なんだよね！

そうだね！

オレだって言ってみればさ、

オレもよくアンケートとかに、


別段、新鮮なものは、
なかったですが、

わかりやすくて楽しかったです。


とかさ、

そんなこと書かれるのが、
一番いいと思ってるのね。

やっぱり小冊子って言うツールも、
オレが、開発したわけではないし、

オレだってだいたい本を読んで、

「へぇー！こんなツールがあるんだ！ これ作って営業してみて～！！！」

と思って、
やって来てるわけだから・・・。

何にも、オレのオリジナルって、
ないわけで、

じゃ、オレの調味料入れたのかって言っても、

本人、気づいてないわけよ。（笑）

そ、自分の調味料って、
本当わかんなくって（笑）

オレってだってね、
この調味料で、42年生きてるから、

今更、

「栗ちゃんの調味料の匂いって、
ちょっと不思議な感じで、 ちょっといいね。」

って言われても、

(クンクン)

これって普通じゃないの？
みんな違うの？みたいな（笑）

みんなは、違うかもしれないけど、
ちょっといいの？
とかって思うじゃない？

そんな感じ・・・。