そうですね。

ところがさぁ、これからの時代、
「そんな目に見えるそんな単位だけに縛られて
やってっていいの？？」っていうのを
オレは、話をしたのよ。

「へぇ、それってどういうことなんですか？」
てな感じでこう食いついてくるよね？？

まぁ・・・「しめしめ」って言う感じで（笑）、
オレがした話は、例えば、
「今日は、前年同じ日に、お客さまから
『１０ありがとう』をいただきました」と。

「今年は『１５ありがとう』を目指しましょう」と。

お客さんから「ありがとう」とか言ってもらうの、
なかなか少ないじゃん。
ケースとして、無いじゃない。

「１５ありがとう」を引き出せたっていうことは、
これは、これはスゴイことなんよ。

うーーーん・・・うんうんうん。

そうじゃない？？

「満足してくれたりだとか、
感謝してくれるお客さんが、
そんだけ増えるっていうことなんだから、

今まで単位化していなかったものを、
単位化することによって、違った側面から、
自分の商いだとか、自分のスタッフの働きだとか
っていうものを、数値化できないか」
っていうのを話したんすよ。

そしたらやっぱり、
喰い付いている子は、喰い付いてましたよね。

そんな感じで、今まであったものを
当たり前としてやっていくか、
それとも、今まで、当たり前じゃなかったものを
これからの当たり前にしていくかっていうのは、
実は、自由でね？？

その自由っていうのが、責任がない形でね、
何かこう・・・何だろう・・・？？？

何か自由奔放で、何やってもいいんだみたいに
受け取られがちなんだけども、そうではなく、
ちゃんとやっぱり、根っこが生えている・・・

自由っていうのを、ちゃんと考える、
ちゃんと考えて、実践していくみたいなことも、
「固定観念を崩して、何かを生みだす」
っていうことの中では、
すごく大事な根源になっていくんじゃないかな
という風にスゴク思うんだよね。

・・・なので、
今までのマーケティングが正しいのかっつうと、
それは正しいかどうかわからない。

・・・・間違いかどうかもわからない。

そうですね。

こういう時代になってきて、
もっともっとやっぱり混沌化してきた時に、
一番大事なのは、オリジナリティだったり、
パーソナリティだったり、
「あなたは何なのよ」っていう話じゃない。

「あなたは誰なんですか？？」
「あなたは何が出来る人なんですか？？」
「あなたはどういう時に、ボクが、
依頼すればいい人なんですか？？」
っていうところが、
商売にとって重要なコンテンツなわけでしょう。

それは大事でさ、例えば、すし屋さんに
「チョット今度、バースデイケーキ作ってよ」
とは言わないよね？？

やっぱりこの人に何を頼めばいいのかっていうのが、
明瞭明確じゃないと。

その人の存在がどういう存在なのかっていうのが、
それがまぁ・・・マインドシェアとか
言われてるんだけど、
それがもっともっと深い形でいかないと
お客さんに対しても育っていかないと
「どうかな？？」というふうに思いますよね。

なので、今までは「あそこのコンビニ」、
「あそこのファミレス」っていう感じで、
なってたのが・・・

「あそこのコンビニの誰々」、
「あそこのファミレスの誰々」ていう規模、
レベルで考えていかないと、
「『真のマーケティング』なんつうのは、
難しいんじゃないの？？」って、特に地域でとか。

特に地域で。

・・・そうですよね。
特に地域では、ホントそうですよね。

という風に思うよね。