4.もっともっと、と貪欲に
本当に、今こうして思い返してみると、
そのまま走らなくてよかった。
一生懸命になることが出来てよかったと思います。
そして初日。
舞台は幕を開けたワケで、
保護者(望月まもる)に見守られるような感覚で、
「ちょいマー定演」は始まり、
人前に慣れていない僕は、
緊張のあまり吐き気を(これはいつもそうなのですが)催し、
それでも一生懸命考えたコンテンツを、
とにかくわかり易く伝わってほしいと
願いながらスタート。
回は重なり、自分も人前で話す経験も増え、
参加してくれた方々とも距離が縮まりと、
そんな流れになるにつれて、
もっと貪欲に、色んな足りない部分が
見えてきたり、来なかったり。
たとえば、もっと、
内容を煮詰めたほうがいいんじゃないか?
とかであったり、
普段もコミュニケーションが
取れるようにした方がいいんじゃないか?
などと考えることがあったり、
でも、日々のその他の仕事に追われているうちに、
次の回の日程が迫ってくることも無かったワケではない。
自分で主催している勉強会も回を重ねていくうちに、
人前に出てしまえば何とか喋れるものだ
ということが実感でき、
そんなライブ感を大事にするような意識も芽生えてきた。
これは、今はわかるが、どっちも重要で、
あまりガチガチに内容を決めて行ってしまうと、
セミナーというものは、
ひどくつまらないものになることもあるし、
あまり決めすぎずいい加減に進めてしまうと、
なんだか、自分の話ばかりになってしまい、
聞き苦しい眠たいものにもなってしまうものなのだ。
これは、今後もこのバランスは
テーマになってくるのだろうが、
ライブ感と、
しっかりした内容のちょうど中間点を目指すよう、
進めていくこと
が、求められるだろう。
だって、レジュメをただ読み進めるセミナーとかあるけど、
あれはひじょーーーに眠いからね。
まだ、この辺は実践において
経験を積むことが必要とされているところ。
どんどん、もっともっとと貪欲になっていくのが、
自分でわかるんです。
最初は、流してサクッと6回進めていけばいいじゃん
と考えていた自分が、進めていくごとに、
色んな感情や、甘いワナにはまるうちに、
進化していることがわかってきた感じ。
こんな右に左に揺れながら、
気付きや、反省や、喜びを重ね、
最後の回を前に思ったこと。
これは、大島佳子と想いが重なったのだが、
とにかく最後まで参加してみんなが良かったと
思ってもらえるものを開催しようと。
そーとー気合いが入っていたのである。
何か、見えない想いや、
自分たちも最後の最後に消化不良で終わりたくない
という気持ちがあり、
12月すごい忙しくお互い動いていたのだけど、
合間合間で打ち合わせを重ね、実行に至った。
それが、6回目のワーク&グループシェア
という形となったのである。
本来、勉強会というもの。
参加者が自分で気付いたものにしか、
得られるものはなく、
自分たち講師という立場の者は、
それをいかに気付いてもらえるように演出できるか。
これが役目であって、
それ以上のものでもなければ、
それ以下のものでもない。
自分たちは、そういったことを参加者に
気付いてもらうタメの媒体の過ぎないのである。
偉そうにしていたり、
手柄を得ようなんて思ってはイカンのである。
そういったことに集中し、
気合いを入れるために、
当日は事前に二人で最終の打ち合わせをおこない、
駅前で募金活動をしていたグループに募金。
お互い、少しでも感情を
プラスの方向に持って望みたかったので、
このような場所でゲン?を担ぐ。
大島佳子は札を入れたよ。
初めての体験だったらしい。
ぼくは400円だったが・・・(中途半端やねぇ)
その甲斐?あってか、最後の『ちょいマー会』、
自分自身として非常に納得できるものととして
進め終わらすことができた。
理由はただひとつ。
参加していた全員が、
前向きに自分の問題に取り組んで、
それを他の参加者と共有する状況が生まれていたから。
ナカナカ存在しないじゃないか、そんな場所。
自分の想いを、素直に聞き入れてくれる相手がいて、
その人が真剣にその想いにアドバイスをくれて、
それを聴く耳を持って
受け入れようとする姿勢を持てる人間関係って。
最後にそんな会になって、すごく嬉しかったし、
そんな会の講師をやらせてもらった僕が
イチバン勉強になったんだと思う。
やっぱ、教えてる人がイチバン学ぶと
色んなところで言われているが、
ほんとそうなんだなぁ。
ここで知り合えた参加者の皆さん、ありがとう。
たくさん、経験を積ませてもらいました。
望月さんにも感謝です。
参加してくれてなかったら、
もっといい加減な会になっていたのかもしれない。
そんなこと大島さんが許さないか。。。
そして、講師の大島さん、下川さん。
人と一緒に何かをやることの
ダイナミックさを体験できました。
ひとりではあんまり大したことってできないんだよね。
最後に栗ちゃん。
こんな素晴らしい仲間と出会え、
たくさんの経験を積むフィールドを
与えてくれてありがとう。
ミラクルのてんこ盛りでした。
これからも、もっともっと面白い会を
演出できていけたらと思うし、
まだこういった会に参加して共鳴してくれる人がいる限り、
日本は捨てたもんじゃないと思う。
僕も、一生懸命進んでいきます。
参加した皆さんも、
自分の道を一生懸命進んでいってください。
また、会える日を。。。
楽しみにしています!!