自分が勤めていた所は、
会計事務所としては結構大きいのね。
都内とかと比べるとわかんないけど。

でも浦和市だったんだけど、
そういう所の中では、結構大きな組織だったので、
そういう意味ではもうしょうがないんだけど、
やっぱり自分が、お客さんと一対一で向かった時に、

「こういうことできるかねぇ～」って言われた時に、
「あ、こういうことできますよ」とか、

「やりたいな」とか、もしくは、自分で
「こんなこともできちゃうかも？」っていう
ヒラメキを上司の許可ナシに、当然できない。

あ、ある程度の裁量はいいけど、
相談とかしたときに、
「うーん、ちょっとそれはできないかなぁ」
とかいう事は当然あるはずだから、それは別に、
そこが消極的だとかっていうことではなくて。

うん、あー、こういうふうに、
この人にはこんなことが出来るのにな、
ってことができなかったってことと、

あと自分には最終決裁権がないので、
もしお客さんから、

「こういうことをやってくれる？」

って言われた時に、
「あ、いいですよ」と答えるのと、
「ダメでした」って答えるのは、

もしオッケーでも、
「あ、じゃ、ちょっと上司に確認します」って言って、
その場でもし電話でOKもらえてても、
「大丈夫でした」って…ぜんぜん違うじゃない

ワンツークッションみたいな。

どう？
あの0.2秒じゃないけどさ、
やっぱ、あの即答の持つ…

強さとかね。
繋がり度っていうか。

「どう？」　

「あ、いいっすよ。」　

　　　　　 ていうのがやっぱり好きなの。
だから体育系だっていうのも
あんのかもしれないけどね（笑）

そうだよねぇ。
「オイ！ファンタ買って来い」みたいな。（笑）

別の上司にチョット聞いてから、
確認して、また折り返し電話します、みたいな…

だから理屈っぽいの…

話できないもんね。

そうそうそう。
ハイっていう話だから…
それも、その理不尽さも知っているし、
その気持ちよさも知ってるので。

あーなるほどね。

理不尽じゃないと思えば、
もう即答にこしたことはないじゃん。

そこで即決できるということが、
逆に出来なかったので、
それがものすごく重たくなってきたの。

段々…
段々いろんな事がこう…
税務だけではなくて、いろんな事が、
お客さんにこんな提案をされました、頼まれました
とかっていうことが、
俺は、そっちが結構重視しているので、

そういう場面でよく、ちょっと確認しますとか、
もしくは確認した挙句にできませんでしたとか…

ああ、あるよね。

その辺が、スゴク…
もう、やっぱダメだなって。

俺にはムリっす、みたいな。
なるほどねぇ。