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06/11/13
1.青い表紙がたまらない
かわけん
今日は、栗原茶屋の対談、 『普通じゃイヤなんです』っていうテーマで 話してみたいと思います。
栗ちゃん
こんばんは!
かわけん
こんばんは、司会の川上です。
栗ちゃん
アシスタントの栗原です。
かわけん
アシスタントじゃねーよ、お前っ!(笑)
栗ちゃん
すみません…

(お前とか言っちゃってますが、
普段は仲良くやってます…(嘘))

かわけん
といことで、『普通じゃイヤなんです』
っていうテーマなんだけれども。
栗ちゃんにとって「何の普通はイヤなのか」
っていうことを前に話したときに、
「普通の税理士ではイヤなんだよ」
っていうことを聞いたことがあるんだよね、僕は。
で、それの一貫として
始めてるのがこの『くりラヂオ』。

『くりラヂオ』のテーマっていうのが、
“普通の税理士ではありえないホームページを作ろう!”
っていうコンセプトで、
『食玩(しょくがん)』っていうコンセプトを作ったり
『くりラヂオ』っていう、
全然税理士の「ぜ」の字も入っていないような
ホームページタイトルで始めたんだけれども。

でも栗ちゃんに全くそういう資質がなく
「普通でいいっすよ」っていうのであれば、
こういうホームページって作らないじゃない?

だけど、そういう資質があって、
今回ボクが自分のホームページで
やりたかったような事を、
栗ちゃんのホームページで置き換えてやってみるべ!
みたいな感じでやり始めたんだけれど。

そもそも「税理士の“普通”」って概念を
壊したいきっかけというか、
否定はしないけれども税理士の先生のイメージって
言ったら何となく想像がつくじゃない。
こういう人じゃないかって。
そういうのを違う状態にしたいっていう
きっかけみたいなものってあるの?
栗ちゃん
きっかけねー。
あの日のこれがね、とか、
あの人のあの言葉が、みたいなものって
思い浮かばないんだけれども。
税理士事務所に勤めて10何年だろう・・・
だんだんね。

そもそも税理士っていう仕事は
個人でも会社(法人)でもいいんだけれども、
「何か商売やるんだったら一年に一度は決算して
申告書作って税金計算して払ってくださいよ」
っていうルールが日本の国にはあるので、
その申告書を作るんだけど、
「それが忙しかったり面倒臭かったりして
出来ない人はプロに頼んでください」と。

そこで、もともとは「決算書を作る」という仕事が
あります。
つまり、そもそもオレたち税理士の
「決算書を作る」という仕事は、

中小企業者の人たちに望まれてる仕事なのかねぇ?

というのがあってさ。
かわけん
必要とはされているけれども・・・
栗ちゃん
ニーズとかはあるんだろうけれども、
「この桃美味そうだから買って食いてぇ」
ではないんだよね。
「これが欲しいから」ではなくて、
「別にしたくはないんだけれども
国が作れっていうから。

オレにはいろんな理由があって
作るのイヤなんだけれども、
イヤなヤツは税理士に頼めっていうから、
じゃあ頼むか」っていうところ。
かわけん
で、探して当たる、みたいな。
栗ちゃん
うん。
タウンページとか調べてね。
税理士の「士」っていう字を「サムライ」と
読んでサムライ業って言われるので、
「なんとか先生」とか呼んで、すでに敷居が高い状態。

それはオレたちの業界が昔から作ってきた、
オレはあまり良くないと思ってるものなんだけれど、
なんとなく「面倒見てあげてる」っていう感覚が
いまだに残ってるんじゃないかなという気がしてね。

オレは、そもそもは、自分が仕事を見つけるに
当たって3つ条件があって。
1番強く思っていたのが、
『人が目の前で喜んでくれる』っていう条件。
その気持ちは今の方がもっと強くなってるんだけれど。
あと2つは『スペシャリストである』とか、
『自分に向いている』とかね。

『人が目の前で喜んでくれる』っていうのは、
さっきので言ったら、八百屋さんに行って桃買ったら
「これ美味いね~、しかも安い!
八百屋さんありがとね~」
っていうのもある訳じゃない、基本的には。
うちの商売にはないっす。
「うわ~いい決算書作ったねー」とかさ。
かわけん
「おかげでホントにみんなに自慢出来るよー」
とかいうのはないと。
栗ちゃん
そうそう。
「申告書のこの青い表紙がたまらない」とか、
絶対ないから(笑)
一年に一度決算書を作って
「今年もお世話になりました」
っていうのはあるかもしれないけど。

そういうのは、10年間やってきて
オレは感じなかったので。
それは、どうかなって思って。
でも、10何年もやってると、税理士って税金計算を
している傍ら、付随していろんな話が出るので。
かわけん
いろんな話っていうと?
栗ちゃん
雑談は当然あるわけじゃない?
「昨日巨人勝ったね」とか、
地元だから「レッズ最近強いね」とか。
Jリーグの話もあれば、
「孫産まれました?」とかいう
仕事以外の話も当然あるし。

そうかといえば、税務を本業としたら、
それ以外のところで
「知り合いがこんなチラシを作って
上手くいったらしいっすよ」
「ちょっと真似してみようかしら」って言って。
「真似してみたら、出たよ~いい成果!」みたいな、
そういうこともあったりとか。

社長って結構孤独だったりもするんで、
誰にも言えなくて・・・。
奥さんとか、ましてや子供とか。
まぁ子供が専務の人もいるけどね。
それはそれで、だからむしろ言えないとか。
社員さんにはやっぱり言えないとか。
言える人もいるけど、言えない人はやっぱ多くて。
かわけん
多いね~、ほんと多い。
一人で抱えるタイプ。
栗ちゃん
抱えざるを得ないというか。
かわけん
うん。
栗ちゃん
そういうときに結構いい位置にいるらしいのよね、
オレたちって。
強制的に数字をさらけ出しちゃってるっていうのが。
かわけん
それはね、でかいよやっぱり。
人にそこを見せるっていうのって
なかなかないじゃない。
栗ちゃん
ない。
ここまで見せちゃったから、もう全部、みたいな。
ここまで脱いじゃったからもう全部(笑)
っていうのが、もしかしたらあるかもしれないよね。
かわけん
あるね、ある。



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