4.26歳までの次郎長と神田京子とアナタの生涯
京子ちゃん
今、楽しいのはねぇ、
マスコミ寄りになっちゃうんですけど、
ラジオが楽しくて。
(京子ちゃんは、現在3本のラジオ番組に
レギュラー出演しています)
まだカタチになってないんですけど、
毎回、試し試し、毎回挑戦になってるんです。
要は、全部、5分間のコーナーを任されて、
自由に料理していいんですよ。
マスコミ寄りになっちゃうんですけど、
ラジオが楽しくて。
(京子ちゃんは、現在3本のラジオ番組に
レギュラー出演しています)
まだカタチになってないんですけど、
毎回、試し試し、毎回挑戦になってるんです。
要は、全部、5分間のコーナーを任されて、
自由に料理していいんですよ。
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ってのがあって、そこに自分をちょっと出す。
そのさじ加減をするのは、自分なんですね。
5分ていう中で、どれだけ自分を出せて、
しかも、「自分を見て見て」だけじゃなくて、
ちゃんと何かこう、自然に消えて
でもちゃんと「あ、講談師が喋ったな」っていう
印象があったらいいなと…
とにかく自分で料理するのが面白い。
一週間、一回やったら、また次の、来週のために
またスグに準備しなきゃいけない。
それはでも、今までなかった作業なんで、
結構楽しいです。
あとはまぁ、「京子地味な会」「京子派手な会」
という独演会ですね。
地味な方は、今までの古典にあるものを、
一席一席読んでいって、
で、それに伴う資料を配るんです。
一席喋っても聞いてる方が
一度に理解できないのが悲しいかな
今残って淡々と続いている古典講談なんですよ。
喋る方の努力と、聞く方の努力のなさが
そうさせてるんですが…
その打開策のためにとりあえず
一歩踏み出してみた感じです。
古典講談っていうものは、
それが色気でもあるんですが、
簡単なものをわざわざ難しい言葉で
表現していることが多いんです。
言葉が一個でもわからないと、
想像できなくなり投げてしまうお客様が多いので、
開演前に京子なりの視点で書いた資料を
見てもらって、
物語への理解や想像を
膨らましてもらおうと思いました。
ってのがあって、そこに自分をちょっと出す。
そのさじ加減をするのは、自分なんですね。
5分ていう中で、どれだけ自分を出せて、
しかも、「自分を見て見て」だけじゃなくて、
ちゃんと何かこう、自然に消えて
でもちゃんと「あ、講談師が喋ったな」っていう
印象があったらいいなと…
とにかく自分で料理するのが面白い。
一週間、一回やったら、また次の、来週のために
またスグに準備しなきゃいけない。
それはでも、今までなかった作業なんで、
結構楽しいです。
あとはまぁ、「京子地味な会」「京子派手な会」
という独演会ですね。
地味な方は、今までの古典にあるものを、
一席一席読んでいって、
で、それに伴う資料を配るんです。
一席喋っても聞いてる方が
一度に理解できないのが悲しいかな
今残って淡々と続いている古典講談なんですよ。
喋る方の努力と、聞く方の努力のなさが
そうさせてるんですが…
その打開策のためにとりあえず
一歩踏み出してみた感じです。
古典講談っていうものは、
それが色気でもあるんですが、
簡単なものをわざわざ難しい言葉で
表現していることが多いんです。
言葉が一個でもわからないと、
想像できなくなり投げてしまうお客様が多いので、
開演前に京子なりの視点で書いた資料を
見てもらって、
物語への理解や想像を
膨らましてもらおうと思いました。
栗ちゃん
ふーーーん。
京子ちゃん
やっぱ、なるじゃないですか、
ちょっと難しい年号がでてきたら、
どんな時代だっけ?って思った瞬間にもう、
物語が入って来ないみたいな。
人の話を聞いて想像するっていうことに
慣れてない時代が結構前から続いてるんですよね。
映像が強いんでやっぱり。
映像を伴った映画とかじゃないと、
楽しめなくなっている……。
ちょっと難しい年号がでてきたら、
どんな時代だっけ?って思った瞬間にもう、
物語が入って来ないみたいな。
人の話を聞いて想像するっていうことに
慣れてない時代が結構前から続いてるんですよね。
映像が強いんでやっぱり。
映像を伴った映画とかじゃないと、
楽しめなくなっている……。
栗ちゃん
そっか。
こういう脳ミソの方に…
習慣になっちゃってる。
こういう脳ミソの方に…
習慣になっちゃってる。
京子ちゃん
まあ習慣になってるから、逆に言えば、
言葉だけで想像することを
自分のいつも使ってない筋肉を使ってる感覚で
楽しんでくれる人がいて、
うちらの世界が成り立ってるんですけどね。
ただ、初めて講談聞く人に、
話に入りやすいようにしてあげることは
こちらの努力すべきことになると思います。
今「清水の次郎長」やってるんですけど、
26歳くらいまでの話をこないだまでで終わってて…
26歳までの次郎長の生涯を書いた資料と、
26歳までの神田京子の生涯を書いた資料と、
後は空白で26歳までのお客様の人生の資料と、
っていうのを全部併せて、配りました。
お客様のところは、
自分で書き込めるようになってるんです。
そうすると何か、親近感が沸くかなと思って…
「次郎長10歳の時に寺子屋追い出されたって」
みたいな。
10歳じゃない、8歳かな?
自分で資料作っておきながら…(笑)
「追い出されたんだって」みたいな時に、
自分は8歳の時に、
学校で普通に優等生で通ってたみたいな。
照らし合わせたら面白いじゃないですか。
次郎長は意外にちっぽけなことで
悩んでたんだなみたいな発見がある。
アヘン戦争終結の時に
次郎長アウトローの道に入ったんだぁとか…。
私はテポドン落ちた時に、
乾燥肌に悩んでたんだとか…(笑)
同じじゃないですか。
時代違うけど、
その時に起きてる事件とかに対する
自分の私生活感っていうのは、おそらく。
言葉だけで想像することを
自分のいつも使ってない筋肉を使ってる感覚で
楽しんでくれる人がいて、
うちらの世界が成り立ってるんですけどね。
ただ、初めて講談聞く人に、
話に入りやすいようにしてあげることは
こちらの努力すべきことになると思います。
今「清水の次郎長」やってるんですけど、
26歳くらいまでの話をこないだまでで終わってて…
26歳までの次郎長の生涯を書いた資料と、
26歳までの神田京子の生涯を書いた資料と、
後は空白で26歳までのお客様の人生の資料と、
っていうのを全部併せて、配りました。
お客様のところは、
自分で書き込めるようになってるんです。
そうすると何か、親近感が沸くかなと思って…
「次郎長10歳の時に寺子屋追い出されたって」
みたいな。
10歳じゃない、8歳かな?
自分で資料作っておきながら…(笑)
「追い出されたんだって」みたいな時に、
自分は8歳の時に、
学校で普通に優等生で通ってたみたいな。
照らし合わせたら面白いじゃないですか。
次郎長は意外にちっぽけなことで
悩んでたんだなみたいな発見がある。
アヘン戦争終結の時に
次郎長アウトローの道に入ったんだぁとか…。
私はテポドン落ちた時に、
乾燥肌に悩んでたんだとか…(笑)
同じじゃないですか。
時代違うけど、
その時に起きてる事件とかに対する
自分の私生活感っていうのは、おそらく。
栗ちゃん
そんなには、ね。
京子ちゃん
そんなには変わらないってことを
知ってもらいたくって、
資料を作って渡したりしてます…。
知ってもらいたくって、
資料を作って渡したりしてます…。
栗ちゃん
世間っていうか、世界があって、
自分がいてっていうその構図は、
そうそう変わるもんじゃない。
自分がいてっていうその構図は、
そうそう変わるもんじゃない。
京子ちゃん
そうそう。
…で、そういう気持ちでやってるのが、
「地味な会」。
…で、そういう気持ちでやってるのが、
「地味な会」。
「5.言葉を喋るっていうのをカタチを変えて」へ続きます
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さっきの話だったら音楽であったり、
芝居であったり、そういうので、
今これを、楽しんでいるとかいうのってあるの?