3.「お金の流れが赤裸々になるから、できる話もあるんです」
そんなことを本業としている税理士ですが、ある事業(ここでは会社としておきますね)の決算をする、ということは、つまりその会社の状態について、少なくとも経営成績や資産とか負債とかについては、かなり把握していることになります。
というわけで、じゃあ、
節税について考えてくんない?とか、
財産管理(社長個人のとかもね)してくんない?とか、
せっかく把握してるんだから、説明してくんない?とか、
もうちょっと突っ込んだアドバイスしてくんない?とか、
将来の経営計画作成、手伝ってくんない?とか、
まあ、数字にからんだお話が、すっごくしやすい立場にいるんですね~^^
というわけで、上に並べたようなお仕事は、今や、税理士の本業と言ってもいいです。
特に、「説明してくんない?」ってのは、とってもポピュラーでして、
毎月の成績や状態を、ひと月分だけとか、期首からある月までだけとかの、決算書みたいなの(これを試算表って呼んでます^^)を、毎月とか、何ヶ月に一回とか作っていって、会社といろんなお話をしたりしてます。
そうすると、日々忙しい中で追われている社長さんに、会社の状態を把握してもらうことが出来たり、それに基づいて今後の対策を立ててみたり、上方修正や下方修正をしてみたり、そんなことが出来るわけです^^
この頻度は、会社によって違いまして、まあ、性格とか規模とか変動要素とか、
あとはぶっちゃけ、(税理士に払える)予算とか...必要に応じて、相談して決めていきます。
儲かったら儲かったで、税金払うし、とか、特に管理とかしなくっても大丈夫だし、とか、大体で全然OKだし、とか、そういった場合は、年に一回の決算だけとかでも、大丈夫だと想います^^
でも、どうせ決算を頼むんだったら、
せっかくだから、毎月の数字くらい知りたいしなぁ、とか、
税金いっぱい出そうだったら、対策とかしたいなぁ、とか、
お金を借りたいんだよね、とか、
借りたら借りたで、銀行に、試算表を出さなきゃなんないんだよね、とか、
こういった方は、月次で作ったりしてます。
ふう...
じゃあ、いったいどんな流れで、その決算書や、試算表とやらを作るんでしょうね?会社と税理士とは、日頃どんなやりとりをしてるんでしょ?そんなことを次にお話していきます。