2.「税理士と公認会計士の違いって」
ちなみに、税理士と公認会計士ってどう違うの?
ってよく聞かれるんですけど...
本来はかなり違うんですけど、その、もともと法律が予定しているところを、
すっごく平たくいうとですね...
まあ税理士は、先ほど書いたようなことが本職です。一方公認会計士の本来のお仕事はですね...上場とかしているような、一定規模(詳しくは省略ね^^)以上の会社ってありますでしょ?
んで、そういう会社って、たいがいのところでは、株主(会社の持ち主ですね~^^)と、会社の経営者(社長さんとか専務さんとかね^^)が、一致してるとは限らないんですよ、規模が大きすぎて。(っていうか、たいていの会社は一致していないです^^)
そうするとね、経営者が、株主に対してね、ほんとに正しい決算を報告してるんかいな?って問題が出てきたりするんです!
どゆこと???
あのね、上場してる会社って、株主さんは、その会社の成績を見たりして、いろんな判断をして、その会社の株を売るの買うの、ってしてますよね?
それと、実はああいう大きい会社の経営者って、実は株主に雇われているみたいな感じなんです。契約ですけどね。
っていう理由とかがあるから、経営陣としては、かっちょ悪い決算書を、株主さんとかに報告したくなかったりします。だって、契約を切られちゃうかもしれないですもん...
そうするとね、ちょっと決算書を、かっこつけちゃったりしたくなるんですよ、たまに^^
だから、たまにニュースになってますでしょ?
んで、そりゃあマズいだろ!
ってわけで、決算書の中身がちゃんとしてるの?
ってのを、株主のために調べてくれる、専門用語で「監査」ってのをしてくれるのが、公認会計士なんですね~^^
ちなみに、中小企業の多くは株主イコール社長!だったりするので、経営陣が株主に対して、「かっこつけちゃう」っていう問題はまず起きません^^
だって同一人物ですもんね♪
んで、この監査っていうのをしてくれてるところは、たいてい、「○○監査法人」とかって名前だったりします。と、ここまでが、両者の本来想定されているお仕事。
でもね...
公認会計士は、当然数字のプロなので、もちろん決算もしてくれます。だから、もしも中小企業のみなさんの近所で、「○○公認会計士事務所」っていう名前があったとしますね。
決算とかを頼む場合でしたら、少なくとも中小企業にとっては、税理士も公認会計士も、サービス内容にそう大きな違いはありません^^そう考えて下さってもいいと想います。
さあ、すっかり話はそれましたが、法律で決まっちゃってる以上は、頼むとしたら税理士(公認会計士)しかねえか...
というわけで、ありがたいことに多くの方が、我々税理士に、決算を頼んでくださるというわけなんです^^
さてさて、では、実際にどんな感じで、決算まで流れていくんでしょうね?
具体的にはどんなことを会社でやって、どんなことは税理士がやるんでしょうね?
そんなことについてなどを、この先お話していきますね。